【どこで読める?】記憶を“飲み飛ばす”SFサスペンス『アイリウム』|電子書籍で読めるサービスを紹介

2025/04/23

【どこで読める?】記憶を“飲み飛ばす”SFサスペンス『アイリウム』|電子書籍で読めるサービスを紹介

忘れたい出来事、ありますか?――薬で記憶を消す世界『アイリウム』とは

2014年に『週刊モーニング』(講談社)で連載された小出もと貴氏の漫画『アイリウム』は、たった1巻ながら強烈なインパクトを残すSFサスペンス作品です。
2018年には『世にも奇妙な物語』で実写ドラマ化されるなど、そのテーマ性の高さと社会的メッセージが高く評価されています。

物語の鍵となるのは、服用すると1日の記憶を完全に消去できる薬「アイリウム」
記憶を選択的に消すというコンセプトが、「人は記憶によって生きるのか、それとも記憶を捨ててこそ生きられるのか」という深い問いを投げかけます。

本記事では作品の内容や見どころを解説しつつ、「どこで読めるのか?」という読者のためにおすすめの電子書籍サービスもご紹介します。


『アイリウム』の世界観とあらすじ

『アイリウム』は、ある日突然手に入る「記憶を消す薬」を巡って変わっていく人間たちの姿を描いたオムニバス形式の短編集です。

薬アイリウムの効果は絶大で、1錠で1日、2錠で3日、3錠で1週間分の記憶を“飛ばす”ことが可能。しかも服用中も日常生活は維持され、周囲からは通常通りに見えるという恐ろしい代物です。

そして物語は、記憶を削除することで「苦痛やトラウマから解放される」人々の一方で、それによって「人生の重み」や「人間関係」が崩れていく様を描いていきます。


記憶を消すことで見えてくる“本当の自分”

「アイリウム」イメージ画像。


◆ 各話ごとの多様な人間ドラマ

『アイリウム』では、以下のような人物たちが登場し、それぞれの視点で薬と向き合っていきます。

  • 映画監督志望の青年

  • 戦地の兵士

  • ママ友同士の秘密の共有

  • 離れて暮らす娘との再会を迎えるロックンローラー

  • アイリウムを悪用するホストクラブの闇

  • 手術を前に信念を問われる女医

  • 開発者に人生を狂わされた元研究者

こうした登場人物たちが、たった1錠の薬によって人生の選択を迫られる姿には、読者自身の人生と重ねてしまうような“現実の重み”があります。

◆ 社会の変化も描かれる時系列の妙

物語が進むにつれ、アイリウムは少しずつ一般社会に浸透していきます。
後半では「嫌なことがあればすぐ飲む」ことが当たり前になり、ついには大量服用によって数年単位で人生をワープしてしまう人々の存在も…。

「便利な薬があると人はどこまで楽を求めてしまうのか?」という現代社会にも通じる問題提起が、本作の大きな魅力のひとつです。


『アイリウム』はどこで読める?

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まとめ:『アイリウム』は“記憶”と“自分”を見つめ直す短編傑作

小出もと貴氏による『アイリウム』は、「記憶を消す薬」という一見便利そうな設定から始まり、人間の本質や社会の病理、そして“生きるとは何か”を鋭く描き出す1冊です。

たった1巻でここまで重厚なテーマを描き切る手腕は見事で、SF好き・サスペンス好きはもちろん、人生に悩んでいる人にも深く刺さる作品と言えるでしょう。

そして今すぐ『アイリウム』を読みたい方は、イーブックジャパンまたはブックライブから電子書籍で手軽にアクセス可能です。
「今の自分を少しだけ忘れたい」そんな気持ちがあるあなたに、ぜひ読んでほしい一冊です。

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