本田真吾が描く異色ホラー『切子』『切子・殺』徹底紹介!
本田真吾が描く異色ホラー『切子』『切子・殺』徹底紹介!【どこで読める?】
はじめに
本田真吾氏によるホラー漫画『切子』と、その続編『切子・殺』。いずれも強烈なインパクトを放つ作品ですが、両作はホラーテイストが大きく異なる点も見逃せません。この記事では、それぞれのあらすじや登場人物、見どころ、さらには作品の雰囲気の違いについて詳しくご紹介します。
また、記事内では『イーブックジャパン』や『ブックライブ』での購入方法にも触れ、読者がすぐに作品を楽しめるよう案内しています。
『切子』あらすじ
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「切子」イメージイラスト。 |
中学時代の同級生6人が17年ぶりに山奥の廃校で同窓会を開くことになります。しかし、誰も同窓会を呼びかけた覚えがないという不穏な空気が漂い、やがて惨劇が始まります。かつての同級生・奥村切子は卒業前に不可解な死を遂げており、今回の同窓会は彼女の16年忌を兼ねていました。
そんな中、怪物と化した切子が次々と同級生たちに襲い掛かります。果たして主人公・葉山良介は、この恐怖の真相に辿り着くことができるのでしょうか。
『切子・殺』あらすじ
続編となる『切子・殺』では、舞台を都会に移します。憧れの新生活を始めた佐倉美波は、入社した『エガオコーポレーション』がブラック企業だったことに衝撃を受けます。
そんなある日、社内で社員が惨殺される事件が発生。連絡手段は断たれ、逃げ場を失ったオフィスで切子の宴が幕を開けます。新たな主人公・山崎冬馬と佐倉美波は、この地獄から生き延びることができるのでしょうか。
登場人物紹介
切子(奥村切子)
元は普通の少女でしたが、死後に異形の怪物となり復讐を開始します。『切子』では、彼女の人間味を残した不気味な姿が恐怖を誘います。
葉山良介(『切子』主人公)
同窓会に参加した一人で、切子の死に疑問を抱き続けていました。最後まで真実を追い求める姿勢が物語を牽引します。
山崎冬馬(『切子・殺』主人公)
新入社員。切子の存在についてある程度の知識を持ち、黒幕の存在に気付きます。前作の生存者の血縁者でもあり、切子と因縁深い人物です。
佐倉美波
『切子・殺』のもう一人の主人公。理不尽な仕打ちにも耐えながら働いていましたが、切子による惨劇に巻き込まれてしまいます。
『切子』の見どころと魅力
山奥の廃校という舞台設定
閉鎖空間ならではの圧倒的な閉塞感が読者に迫ります。土砂崩れで道が塞がれるなど、古典的ながら鉄板のシチュエーションが丁寧に描かれています。
モンスターホラーの真骨頂
怪物化した切子は少女らしいシルエットを保ちながらも、異形の存在へと変貌。復讐のためだけに動く姿はゾッとするほどの恐怖を感じさせます。
適度なグロ描写
過剰なスプラッター演出を控え、読みやすさを保ちながらもホラーとしての怖さをきちんと演出。ホラー初心者にもおすすめできる一作です。
『切子・殺』の見どころと魅力
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「切子・殺」イメージイラスト。 |
都会でのスラッシャーホラー
山奥から打って変わって、都会のオフィスビルが惨劇の舞台に。多人数を一気に屠るスピーディーな展開がスリリングです。
能力バリエーションの増加
小型化や幻覚など、切子の能力は多様化。理不尽なまでの力を誇示する切子の姿は、もはやホラーを超えた存在感を放ちます。
黒幕の存在
切子を操る黒幕の登場により、単なる怨霊ではない新たな物語が展開。冬馬と美波が真相に迫るサスペンス要素も魅力の一つです。
テイストの違いを比較
『切子』は、復讐劇にフォーカスした静かな恐怖が魅力です。一方、『切子・殺』はスラッシャーホラーの勢い重視で、恐怖よりもエンタメ感が強調されています。グロ控えめな点は共通ですが、ホラー好きなら前作の方が恐怖演出に満足できるかもしれません。
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まとめ
本田真吾氏の『切子』『切子・殺』は、異なるテイストながらどちらもホラーファン必見の作品です。復讐に燃える少女の恐怖、そして都会を舞台に繰り広げられるスラッシャー劇。両作を読むことで、より深く本田真吾ワールドを堪能できるでしょう。
『切子』『切子・殺』は、現在【イーブックジャパン】や【ブックライブ】で配信中。興味を持った方はぜひこの機会に手に取ってみてください!
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